
福山 小夜
画家・イラストレーター
- 楽曲の感想
とても切ない詩なのに、ミルクのような美しい声のせいか、心地よく、それでいて、深く、やさしくしみじみとした人間讃歌になっていました。
私は今67才。他人事とは思えないこの詩にやっぱり涙。
こんな詩を残していくなんてなんてすてきなご夫婦なんでしょう。
きっと来世でも、まためぐり会うんだなぁと思わずにはいられない。
クミコさんの落ちつきのある美しい声が、そんな永遠の愛を感じさせてくれるのかも知れない。
- 「あなたの最期の『七日間』」または、“あなたが最期にしておきたい、おかねばという願い”
私の最後の七日間
一日目
ひとりで自分の人生をふりかえりたい。二日目
かたづけをする。一つ一つにありがとうを言う。三日目
友達と最後の食事会四日目
絵を描く五日目
いつもささえてくれた友達とゆっくり話をする。ワインをのみながら。六日目
息子とその彼女に手作り料理でもてなす七日目
人生の中で、一番大事な絵をながめる。すべてに感謝する。