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2009年7月18日

「店頭歌唱の日々」 その一

もう終わってしまいましたが、6月を中心としたインストアライブ、
いえ、「店頭歌唱」の日々。
ホールコンサートが一段落した今、思い返します。
笑いと涙の日々、なんていってしまっていいのかどうか。
なんにしても、これはまとめておきたいと思うのです。
それにしてもあまりに長いので、今回はその一ということで。

5月30日

札幌「音楽処(おんがくどころ)」さん

店長の石川さん。その昔別のレコード店にいて
「AURA」ではたいそうお世話になりました。
女傑の多い北海道の、正統女傑。
そして、この日が初めての「店頭歌唱」。
エイベックスの田中嬢にも初めてのMC(司会進行)役。
「クミコがこのような形で唄うというのは非常に珍しく・・・」
緊張してました、でもちゃんと。

6月5日

この日からいよいよ本格的「店頭歌唱」の日々へ。
曇った小岩駅改札で待ち合わせたディレクター市村氏。
励ますように。
「今日を経験してもらえば、あとは大丈夫です」
うん?

小岩「音曲堂」さん

小岩といえば、これまたその昔クラブみたいなとこで弾き語りしてた街。
その時のボーイさん二人がやたらイイオトコで。
3階にある「音曲堂」さんのホール。
50人も入れば一杯、そこここに「昭和」の香りがしてます。
見知らぬオジサンたちが前列に。
後方に特製ウチワを持った見知った顔たち。
チカラ、入りました。
泣きそうになってます、わたし。
終了後、サイン会と写真撮影会。
私と同世代のご夫婦がしっかり守るレコード屋さんから
幸先の良い出発です。

亀戸「天盛堂」さん

亀戸といえば亀戸天神。
これまたその昔、夜店で買った「亀吉」を池に放しました。
ゴメンナサイ。
どうぞと案内された控え室は、店主のお家の居間のようで。
飾られたモノたちに「良き時代」のレコード屋さんの姿が。
店内で、しつらえられた台に上っての歌唱。
亀戸のアーケードに私の声が流れます。
ああ。

錦糸町「セキネ楽器」さん

やばい、雨になってます。
しかもここでは駅前歌唱。
ざんざん降りの中、ビルのひさしの下、唄います。
お客さんの傘同士がぶつかり、みんな濡れてしまいやしないかと
それが気がかり。
エイや、と気を入れすぎたせいか、途中声がへん。
屋外歌唱ではこれが要注意でした。
「晴れたとき、また来てね」
これは、ムズカシイ。


東京一日三ヶ所。
後から思っても、これはけっこうきつかった。
「タフ」になること、それだけ。
カラダもココロも。
これが「店頭歌唱」の日々で学んだ一つで。
というところで、今日はここまで。
すぐまたその二を。