2009年6月18日
「ハンバーガー」
福岡の街角で
680円のハンバーガーを食べました
ほろりと肉がくずれて
甘酸っぱいケチャップとレタスとピクルスが
からんでほどけて
薄明るい店内で
ハンバーガーに身をゆだねているうち
一番湯の銭湯にいるような
「わたし」がどっかへいってしまっていました
食べながら食べてることを忘れてました
「わたし」が「ハンバーガー」になっています
こういうことってあるなあ
どこかへ連れ去られる感覚
どこかで混じった感覚
「五感」はこうしてちょっと疲れたヒトを救ってくれるようで
視と聴と嗅と味と触と
ヒヨオッ!!
それならもうちょっと
唄いながら唄うことを忘れ
生きながら生きることを忘れ
そんなオイシイ術がないものか
中野の街角
こんどは佐世保バーガーを食べながら
かんがえましょう